ドーム スタジアム アリーナ 違い 意味 使い分け

スポーツ観戦やコンサートに行くと、「ドーム」「スタジアム」「アリーナ」といった言葉を目にすることが多いです。これらはすべて大型のイベント施設ですが、それぞれ特徴や使われ方が異なります。

「ドームとスタジアムは何が違うの?」「アリーナってどんな施設?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。本記事では、それぞれの意味や特徴、違いについて詳しく解説していきます。

「ドーム」の意味

 

ドーム」とは、屋根が付いた大型の多目的施設を指します。

「Dome(ドーム)」という言葉は英語で「丸屋根」や「半球状の屋根」を意味しており、その名の通り、屋根で覆われたスタジアムや競技場が「ドーム」と呼ばれます。

日本では、野球場やコンサート会場として利用されることが多く、「東京ドーム」「京セラドーム大阪」「札幌ドーム」などが代表的です。また、海外だと「メルセデス・ベンツ・スーパードーム(アメリカ)」などの有名なドームがあります。

「ドーム」の特徴

①屋根付きで天候に左右されない

「ドーム」の最大の特徴は、屋根があることです。これにより、雨や雪の日でもイベントが中止になりません。開閉式の屋根を備えたドームもあり、天候に応じて屋根を開閉できる施設も存在します。

②大規模なイベントに対応可能

「ドーム」は広大な敷地を持つため、数万人規模の観客を収容できます。野球の試合だけでなく、コンサートや展示会、大規模な集会などにも使用されます。

③音響の影響を受けやすい

「ドーム」は屋内空間が大きいため、音が反響しやすく、コンサートなどでは音響設備の調整が重要になります。一方で、屋根があることで音を閉じ込めやすく、迫力のある音響効果を得られる場合もあります。

「スタジアム」の意味

 

スタジアム」とは、屋根がない、または一部しかない大規模な競技場を指します。

英語の「Stadium」は、古代ギリシャの競技場を意味する「stadion」に由来しており、主にサッカーや陸上競技、アメリカンフットボールなどのスポーツが行われる施設を指します。

日本では「国立競技場」「日産スタジアム」「埼玉スタジアム2002」などが有名です。海外では「ウェンブリー・スタジアム(イギリス)」などもあります。

「スタジアム」の特徴

①屋外施設が多い

「スタジアム」は屋外に設置されることが多く、屋根がないか、一部の観客席のみに屋根がある構造になっています。そのため、天候による影響を受けやすいですが、開放的な雰囲気が魅力です。

②大規模なスポーツイベント向け

サッカーや陸上競技、アメリカンフットボールの試合が開催されることが多く、フィールドが広いのが特徴です。観客席のキャパシティも大きく、数万人規模の大会が開催されることもあります。

③音の反響が少ない

「ドーム」と違い、屋根がないため音の反響が少なく、観客の応援が直接フィールドに届きやすいです。特にサッカーでは、スタジアム全体の一体感が生まれやすく、盛り上がりがダイレクトに伝わります。

「アリーナ」の意味

 

アリーナ」とは、屋内型の競技場やイベント施設を指します。

英語の「Arena」は、古代ローマの円形闘技場を意味しており、主にバスケットボールやアイスホッケーの試合、コンサートなどが行われる施設です。

日本では「さいたまスーパーアリーナ」「横浜アリーナ」などが有名です。海外では「マディソン・スクエア・ガーデン(アメリカ)」などがあります。

「アリーナ」の特徴

① 屋内型でコンパクトな作り

「アリーナ」は基本的に屋内型で、観客席と競技エリアの距離が近いのが特徴です。そのため、観客と選手の一体感が生まれやすく、臨場感のある試合が楽しめます。

② バスケットボールやアイスホッケー向け

NBAの試合が行われる「マディソン・スクエア・ガーデン」など、バスケットボールやアイスホッケーの試合に最適な作りになっています。

③ コンサート会場としても利用される

「アリーナ」は音響設備が整っているため、コンサート会場としても利用されます。アーティストとの距離が近く、観客が一体となって楽しめるのが魅力です。

「ドーム」「スタジアム」「アリーナ」の違い

ドーム スタジアム アリーナ 違い

「ドーム」「スタジアム」「アリーナ」の違いは、次のように整理することができます。

施設名 屋根の有無 代表的な用途 規模
ドーム あり(固定or開閉式) 野球・コンサート 大規模
スタジアム なし or 一部あり サッカー・陸上競技 大規模
アリーナ あり(屋内) バスケ・アイスホッケー・コンサート 中規模

「ドーム」「スタジアム」「アリーナ」の違いは、主に施設の屋根の有無、用途、規模にあります。

まず「ドーム」は、屋根が完全に閉じられた施設で、開閉式の屋根を持つ場合もあります。雨や雪の影響を受けにくく、全天候型の施設として、多くのスポーツやコンサートに利用されます。

特に野球場やコンサート会場に多く見られ、観客席の規模も大きく、数万人規模のイベントが行われることが特徴です。代表的な施設としては「東京ドーム」や「札幌ドーム」があり、屋内イベントに最適な環境が整っています。

次に「スタジアム」は、屋根がない、もしくは一部に屋根がある施設で、屋外でのスポーツイベントに適しています。サッカーや陸上競技などが主な用途で、観客席が広く開放感があります。

代表的な例としては「国立競技場」や「日産スタジアム」があり、屋根がない分、天候に左右されることがありますが、大規模なスポーツイベントには最適な施設です。

最後に「アリーナ」は、屋内型の施設で、バスケットボールやアイスホッケーなどの競技、またはコンサートにも使われます。アリーナは「ドーム」より規模が小さく、観客席と競技エリアが近いため、観客との一体感が生まれやすいです。

音響や視覚的な効果も重要で、音楽イベントにも多く使われます。代表的な施設としては「さいたまスーパーアリーナ」や「横浜アリーナ」があります。

まとめ

 

本記事では、「ドーム」「スタジアム」「アリーナ」について解説しました。

「ドーム」は屋根付きで大規模イベントに対応、「スタジアム」は開放的でスポーツ向き、「アリーナ」は屋内で観客との距離が近いのが特徴です。

どの施設も、目的に応じて最適な形で設計されています。イベントや試合をより楽しむために、それぞれの違いを理解しておくとよいでしょう。

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