オーナメントとガーランドの違いは?意味と使い分けを解説

「オーナメント」と「ガーランド」は、どちらもクリスマスや誕生日などの装飾で使われる言葉です。しかし、似たような飾りを指すこともあるため、両者の違いが分かりにくいことがあります。

また、オーナメントはクリスマス専用なのか、ガーランドにはどのような特徴があるのか、迷うこともあるでしょう。本記事ではそれぞれの意味を、具体例を交えてわかりやすく解説していきます。

目次

「オーナメント」の意味

オーナメント」とは、装飾品や飾りを意味する言葉です。

英語の「ornament」に由来しており、何かを美しく飾るためのものを広く指します。日本では特に、クリスマスツリーに吊るす星やボール、ベルなどをオーナメントと呼ぶことが一般的です。

ただし、オーナメントはクリスマス専用の言葉ではありません。季節のイベントやインテリアなどで使われる装飾品を指す場合もあります。

また、必ずしも吊るして使う必要はなく、置物のような形で飾るものもオーナメントに含まれます。「オーナメント」という言葉から、ツリーに取り付ける小さな飾りをイメージしやすいものの、基本的な意味はあくまで「装飾品」です。

そのため、大きさや素材、飾る場所だけでオーナメントかどうかが決まるわけではありません。個々の飾りを表す言葉として覚えておくと、ガーランドとの違いも理解しやすくなります。

「オーナメント」の例文

  1. クリスマスツリーに新しいオーナメントを飾りました。
  2. 子どもたちが手作りしたオーナメントを壁に並べました。
  3. 店内には季節感のあるオーナメントが置かれています。
  4. 星形のオーナメントを窓辺にそっと飾りました。
  5. 玄関の棚には木製のオーナメントが飾られています。

「ガーランド」の意味

ガーランド」とは、花や葉、旗、紙などを連ねて作った装飾を意味する言葉です。

英語の「garland」に由来し、もともとは花や葉などを編んだり、つないだりして作る飾りを指していました。現在では意味が広がり、紙や布などで作った飾りをひもなどに連ねた装飾もガーランドと呼ばれています。

誕生日会で使う「HAPPY BIRTHDAY」の文字飾りや、三角形の旗を連ねた飾りなどは、身近なガーランドの例です。クリスマスやハロウィン、結婚式など、さまざまなイベントで利用され、壁や窓、棚、入口などに沿わせて飾ることができます。

オーナメントが一つひとつの装飾品を指すのに対して、ガーランドは複数の要素を連続させ、空間をまとめて飾るものという点が特徴です。ただし、必ずしも決まった素材や形でなければならないわけではありません。連ね方や素材にはさまざまな種類があります。

「ガーランド」の例文

  1. 誕生日会では壁にガーランドを長く飾りました。
  2. 窓際には花のガーランドを取り付ける予定です。
  3. 会場には手作りのガーランドが並んでいました。
  4. クリスマスらしいガーランドで部屋を彩りました。
  5. 旗を連ねたガーランドが入口を華やかにしました。

「オーナメント」と「ガーランド」の違い

「オーナメント」と「ガーランド」の違いは、次のように整理することができます。

項目オーナメントガーランド
意味装飾品・飾り飾りを連ねた装飾
特徴一つひとつの装飾品複数の要素が連続している
ボール、星、置物など旗、花、文字、飾りなどを連ねたもの
飾り方吊るす・置くなど壁・窓・棚などに沿わせる
代表例クリスマスツリーの飾り誕生日の文字飾り、三角旗
関係個々の飾りになる場合もある飾りを連ねて作る場合もある

両者を区別するときに最も重要なのは、「装飾品そのものを指すか、飾りを連ねたものを指すか」という点です。

オーナメントは、基本的に一つひとつの装飾品を指します。星やボール、ベル、動物をかたどった飾りなど、個別に扱えるものが代表的です。クリスマスツリーに取り付ける飾りをオーナメントと呼ぶことが多いのも、この使い方によるものです。

一方、ガーランドは、複数の飾りや文字、旗などを連続させて、一定の範囲を装飾するものです。壁に沿わせたり、窓の上に渡したり、入口に取り付けたりすることで、広い場所をまとめて華やかにできます。つまり、オーナメントは「個々の飾り」に重点があり、ガーランドは「連ねて飾る形」に重点があると考えると分かりやすいでしょう。

ただし、両者は完全に別々のものとは限りません。オーナメントとして使われるような飾りを複数つないで、ガーランドのような形にすることもできます。その場合、構成している個々の飾りに注目すればオーナメント、全体の装飾として見ればガーランドと考えることができます。

また、オーナメントは「小さいもの」「吊るすもの」に限定されません。装飾品として置いて使うものもあり、大きさだけで判断するのは適切ではありません。同様に、ガーランドも「必ずひもに通したもの」と限定する必要はなく、複数の飾りが連続した装飾という捉え方が基本です。

このように考えると、クリスマスツリーに一つずつ吊るした星やボールはオーナメント、壁に沿って星や文字などを連ねたものはガーランドという区別ができます。「個別の装飾品」か「連続した装飾」かを意識すると、両者を無理なく使い分けられます。

「オーナメント」と「ガーランド」の使い分け

それでは、実際に両者をどのように使い分ければよいのでしょうか?以下に、場面ごとの使い分け方を簡単に示します。

①個別の飾りを指す場合⇒「オーナメント」

一つひとつの装飾品について話すときは「オーナメント」を使います。クリスマスツリーに吊るす星やボールだけでなく、置いて飾る装飾品などにも使える点がポイントです。

②飾りを連ねた装飾を指す場合⇒「ガーランド」

複数の飾りを連続させて空間を装飾するときは「ガーランド」を使います。旗や花、文字などをつないだものが多く、壁や窓、入口などを華やかに見せたい場面に向いています。

③クリスマスの飾り全般を指す場合⇒「オーナメント」

クリスマスツリーなどに取り付けたり、周囲に置いたりする個々の飾りについては「オーナメント」が適しています。クリスマス専用の言葉ではありませんが、日本語ではクリスマスツリーの飾りを指す場面が特に多くなっています。

まとめ

この記事では、「オーナメント」と「ガーランド」の違いを解説しました。「オーナメント」は装飾品や飾りを広く指し、「ガーランド」は複数の飾りなどを連ねた装飾を指します。

クリスマスツリーの星やボールなど個々の飾りはオーナメント、旗や文字などを連ねた装飾はガーランドと考えると分かりやすいでしょう。ただし両者は組み合わせて使われることもあるため、「個々の飾り」なのか「連続した装飾」なのかを意識すると、より正確に使い分けられます。

この記事を書いた人

大学卒業後、出版会社へと就職。退職後はフリーライターとして独立し、現在は言葉の意味や違いなど、日々の生活やビジネスに役立つ情報を発信しています。皆さんに「なるほど」と思ってもらえる内容をお届けすることを心がけています。




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